靖国参拝問題
−ここで一筆 靖国参拝問題−

昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感、これは日経のスクープ。
この元宮内庁長官メモは、検証の必要性は全く無いと思っている。昭和天皇らしく卒直なお気持ちであったと理解できる。
メモの中で日独伊三国同盟(国連脱退)についても松岡当時外相、白鳥も合祀したことに「親の心子知らず」と発言したこともその通りであったと受けとめる。生まれながらの平和主義者として理解していた。
小泉総理は就任以来、当初はただ強引に、総裁選での公約だとして、参拝を強行に実行した。中韓は即反発した。依頼国際問題、国内問題をまったく意に関せずの姿勢を貫いた。そして強く望んだことだと思うが、日本を序々に右傾化していった。
元々「日米よければ全て良し」の論理しか持たない小泉外交であった。国際社会での評価は全く気にしないを在任中これも貫いたといえる。迷惑したのは私たち日本人だし、特に次代を担う子供たちであった。右傾化していく日本に大変心痛している人達が多くなっていることも決して忘れてはならない。
A級戦犯合祀に戻すと、敗戦し、全面降伏を要求され、全て承知をした上で即時終結した。昭和天皇も無条件降伏で、敗戦の全ての責任を負う決意をし、マッカサー総司令官と会談したことは誰もが承知している。
極東軍事裁判云々という議論をする人達が存している。しかし、無条件降伏とはと問えば、戦勝連合軍は敗戦国日本にどんな処罰を与えようと、それを受け入れなければならないということである。
昭和天皇は全ての戦争責任を負い、東条首相他、全ての戦争責任を負わせないという強い決心であったことをあらためて認識しておくことが大切である。
A級戦犯、B,C級戦犯に列した者は、天皇のその意を汲み取り、天皇に一切の罪が及ばぬ、及ばせぬの思いは容易に理解できるし、また、理解せねばならない。相対したマッカサーは、天皇の人柄や誠実さを見てとり、このお方にとても罪を問えないと知ったと思う。
A級戦犯を含め、、戦争責任を問われた全ての人達も、自分達が全ての責任を負うことで、天皇に及ばない、及ばしてはいけないという共通の決意も容易に想像できる。ということから、A級戦犯で刑を執行された人たちは、一人一人若干の差異はあっても納得して死刑執行を受けたと考えたい。
ということは、A級戦犯死刑執行された人たちは、靖国神社にまつられることを決して望んでいなかったとも言える。私はそう思い解釈してきた。その意味で合祀には反対というより戦犯の人たちの意に反していたことだと思っていた。
小泉総理が自民党総裁選での公約で参拝を強行しているが、果たして総理就任前は靖国を参拝したかどうか全くわかっていないがどうも急な行動だと思っている。親の心子知らずと私は小泉総理に言っておきたい。
私自信、度々靖国参拝している。合祀された後も参拝に行っているが、合祀された人たちには手を合わさない。天皇に戦争責任が及ばないという思いを活かされるためにも、おそらく合祀はこの上ない迷惑と思っていると推測しているからに他ならない。
次の自民党総裁総理は確固たる信念でA級戦犯諸氏の思いを理解せぬまま、参拝するとか、しないとか言う。総裁選対策は断じて許されない、と付言しておきたい。
尚、A級戦犯のうち、広田弘毅元首相の遺族は、合祀に賛成しなかったことを付記しておく。広田弘毅については戦犯か?について、いつの日か歴史が検証すると思う。
 


トップページに戻る