これを実現する鍵は何でしょうか。さらには日本が今まさに直面する未曾有の転換期を乗り切るためには何が必要でしょうか。
 それは“マザー・テレサ”だとおもいます。このレポートでは環境のマザー・テレサとしてワンガリ・マータイさん、教育のマザー・テレサとして大村はまさん、健康のマザー・テレサとしてグロ・ハルレム・ブルントラントさんを紹介させていただきました。外交のマザー・テレサはもとより、さまざまな分野のマザー・テレサが出てくることが日本の鍵だと思います。ただ救世主を望むごとく待ちの姿勢ではだめです。韓国やアメリカでは女性大統領が誕生する気運が高まっています。韓国やアメリカに女性大統領候補が突然降臨した訳ではありませんし、韓国やアメリカでも女性大統領が実現するかどうかわかりません。ただ韓国やアメリカ市民の社会的責任CSR(Citizen's Social Responsibility) として韓国やアメリカの歴史上はじめて女性を大統領候補を送り出す機運を創り出しているのは事実ではないでしょうか。

 20世紀がファザーズ・マインドの時代だとすれば21世紀はマザーズ・マインドの時代です。今、日本は本当の民主主義が生まれようとしています。これからももちろん男の子にも青年にもお父さんにもおじいさんにも頑張ってもらわなければなりません。男であり父親でもある私も頑張ります。ただどう頑張るか。私のCSR(国会議員の社会的責任)をひとことでいえば「本当の民主主義の日本誕生のお手伝い」です。私の役割は、さまざまな分野でマザー・テレサが産まれてくるためのお手伝い。マザー・テレサが生まれでるような環境創りのお手伝いです。
「民主主義の産婆さん」です。男として誇りを持って産婆さんに徹することができるか。

 母の愛は見返りを求めません。だからこそこどもにも自然と恩返しの心、やさしい心が身につくのではないでしょうか。そういう政治を実行したい。そういう想いをこめて、これからもマザーズ・マインド・スピリットを言い続けたいとおもいます。


 ワンガリ・マータイさんのお話をきいて感動しました。同時にちょっとは ずかしくなりました。モッタイナイ。日本人であれば誰でも知っている言葉ですが、さて私たちはモッタイナイを心がけていたでしょうか。
 わが街横浜には「ヨコハマG30」運動があります。マータイさんのお話をきいて、真っ先に浮かんできたのが「ヨコハマG30」でした。
 ヨコハマG30は世界に誇ることのできる「モッタイナイ」運動だとおもいます。今後ヨコハマG30はマータイさんのモッタイナイ運動と連携することができれば、と考えます。
 さらにはヨコハマG30・モッタイナイ運動はいわゆる超党派的なムーブメントとなったほうがよいようにもおもえます。マータイさんに賛同されるすべての人々と連携できて、その輪が世界に広がっていくことなれば、本望です。
 モッタイナイ・G30は党派はもちろん人種も宗教も国境も越えて。
そういう理想を込めてワンガリマータイさんを環境のマザー・テレサと呼ばせてもらいました。
「環境のマザーテレサ」
ワンガリ・マータイさん

 東アフリカ初の女性博士、ナイロビ大学初の女性教授。
2004年にはノーベル平和賞を受賞。環境保護活動、アフリカ女性の権利向上にも貢献したことが評価される。アフリカの女性としてノーベル賞初受賞。ケニア環境副大臣

加藤尚彦・CSR:
マザーズ・マインド・スピリットを政治に!
“モッタイナイ”を日本から!


加藤尚彦・CSR:マザーズ・マインド・スピリットを政治に/"モッタイナイ"を日本から
(コンティンジェンシーレポートより)

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