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バラク・オバマ訪日にあたって 真珠湾と広島・長崎 |
鳩山由紀夫日本国内閣総理大臣は、国連デビューで地球温暖化の危機的現状を訴え、日本は1990年比202025%CO2削減を演説した。但し、条件付であった。 鳩山イニシアティブという、国連での日本国首相演説で清新で極めて意欲的演説を行ったことで、世界に見事なデビューをしたと感動すらおぼえた。繰り返しで恐縮だが、条件付きはいささか残念。イニシアティブ+ミッションであればノーベル平和賞と日米で受賞できたのではないかと思えてならない。 ひきつづき、日米首脳会談で11月の訪日の際、広島・長崎訪問を求めた。 10月20日江田五月参院議長は、米駐日大使に同様の懇請をした。 私は、標題の通り日米開戦で宣戦布告で日本側駐米大使の宣戦布告書と真珠湾攻撃「ニイタカヤマノボレ」の打電と時を同じくしたことについて、受取側であるアメリカは、宣戦布告なき奇襲攻撃として「リメンバー・パールハーバー」をスローガンに参戦した。 その歴史的事実について、戦史家、歴史家は、すでに数々の論評があるが、アメリカは真珠湾奇襲攻撃を許さず、情け容赦のない戦争を国力を集結し総力戦で挑んできた。 結果、広島・長崎の原爆投下で戦争は集結した。 私は、つい最近、今は亡き日経の武山康雄氏及び、ジャネット・F・タケヤマ(武山夫人)、ジェームズ・G・デリーナ、ケイ・T・デリーナ共著の「真珠湾と広島」を読んだ。 4人の男女、二つの家族、二つの国、二つの悲惨な出来事、そして40有余年の歳月 (1989.12.1著)。二つの家族とは、武山康雄・ジャネット・F・タケヤマ(米日系)とジェームズ・G・デリーナ、ケイ・T・デリーナ(武山康雄妹)である。 武山康雄氏は原爆投下の日、呉の広島監督官陸軍少尉で、定刻8時広島駅発予定の呉線車中で、爆心地から400mのところで被爆した。正に地獄絵図以上の体験をした。以来、その人生は原爆と共に良くも(生きられた)悪くもあった。妹のケイさんは、日本軍の真珠湾奇襲攻撃で負傷したジェームズ・G・デリーナ氏と運命の出会いでの二つの家族。 両氏、二つの家族は二つの敵国の間に達成された平和と協調の象徴で、全ての人たちの平和と安寧のため持続すべき平和の象徴として、平和への祈り、核兵器の廃絶を改めて強く意識した著作であった。 奇しくも、この10月16日鳩山総理も名誉顧問を永く務めた、亡き須加五々道画伯の一周忌が長崎県諫早市で盛大に行われ、これに参加し法事終了後思い立ち、長崎市の原爆記念館に足を運び核兵器廃絶への思いと、決心を改めて強くした。 真珠湾と広島の侵略と報復という日米の総括が未だなされていない、という視点で一言提案しておきたいと、恐れながら鳩山総理に直言したい。 鳩山総理・オバマ大統領会談の中で、広島・長崎訪問を要請したということだが、先の紹介文で、武山康雄氏(元日経常務)、大平内閣で駐米大使を要請されたが、夫人が末期ガンで、その看病のため断念する。その武山氏が、友人の当時駐日大使マイク・マンスフィールド氏に、訪日予定のフォード大統領に来日の際、広島への日程を要請したが実現できなかった。 また、アメリカ側からわが国天皇のアメリカ日程の際、真珠湾慰霊碑参拝を要請されたが、これも日程の都合で実現しなかった。 私はこれらのことを知っていただき、2009年11月のオバマ訪日で、広島・長崎訪問の前に、鳩山総理が、真珠湾慰霊碑参拝及び献花することで、オバマ大統領への要請実現だけでなく、今後の日米関係は、全く違った歴史の一頁となると思っている。 重々ご推察され、アメリカ行き実現していただければと真底思う次第である。 「友愛社会」を国際的構築の大きな一里塚となると確信する。 元衆議院議員 加藤尚彦 2009/11/2 |
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